Barms Corporation

バームスコーポレーションは資産運用・生命保険・シニアライフに強いFP会社です

市況

1月第2週の市況

2020/1/6 月 欧米市場では利益確定の動きが大きく、市場は値を下げた。米国市場は、SP500、ダウ、NASDAQともにここ4週間で最大の下げ幅となった。米中協議は、今週後半、年明けに米国でサインされる予定。コミュニケーションサービスやテクノロジーといった…

2019年の市況のまとめ

2019年の市況をまとめました。騰落率のグラフは米国株式の円建て騰落率です。 1月 FRBがトランプ大統領の求めに応じる形で利上げを中止。株式市場は好調 2月 米中協議が終結するとの期待感から中国株式が上昇 3月 FRBが2019年に利上げしないと宣言。米国では…

年末年始の取引

2019年の最終日になりました。日本が新年の夜明けを迎えるころ、アメリカの市場の2019年の最終日のデータがそろいます。アメリカは31日まで市場が開いているようです。ちなみにヨーロッパは、ロンドンもフランクフルトも基本的には市場はお休みのようです。N…

12月第4週の市況

2019/12/23 月 政治的には北朝鮮や香港に関する不安は残るものの、市場は米中貿易紛争が収束に向かっていることに楽観的になっている。米国市場では、先物・オプションの清算日に当たり市場での取引高は急増したが、11月の個人消費が増加したこともあり、主…

12月第3週の市況

2019/12/16 月 米中両国から第1段階の貿易協議が合意されたことが公表された。米国は12月15日から予定していた中国からの1600憶ドルの輸入品に対する追加関税を撤廃。アップルは1.4%値を上げた。個別銘柄では、収益が予想を上回ったAdobeが3.9%値を上げた…

12月第2週の市況

2019/12/9 月 米国で労働統計が公表され、266,000の新規就労者増はここ11か月で最大で、失業率も3.5%に下落した。欧米市場で好感され市場はともに上昇。米国ではクドロウホワイトハウス経済アドバイザーが、米中協議が順調であるとコメントし、半導体関連が…

12月第1週の市況

2019/12/2 月 香港をめぐる米中の対立が先鋭化し欧米市場にマイナスの影響を与えた。ロイターは米当局がHauweiに対して規制を強化する意向であると報じている。米国株式市場では小売りの値下がりが顕著で、Kohl'sが2.7%、GAPが1.8%など値を下げている。Tech …

11月第5週の市況

2019/11/25 月 米中の双方から貿易協議について前向きなコメントが出たことが市場に影響。米国市場では11月の製造業生産高がここ7か月で最高の伸びとなったこともあり市場は上昇。個別銘柄では、小売りのNordstromが通年の利益予想を上方修正し10.6%値を上げ…

11月第4週の市況

2019/11/18 月 ホワイトハウスのクドロー米大統領国家経済会議(NEC)委員長が米中協議は締結に近づいているとコメントし市場はこれを歓迎。SP500は史上最高値を更新し、ダウは初めて28000の水準を超える。トランプ大統領が薬価の透明性について言及し、ヘル…

J-REIT(日本の不動産投資信託)を加えました

ファンドレポート用の資産クラスごとの騰落率の図を来月から少し変更します。 日本REITとして、東証REIT指数の騰落率を表示することにしました。 ビフォー アフター 最近のバランス型ファンドには、案外、REIT(不動産投資信託)を資産クラスとして組み入れ…

11月第3週の市況

2019/11/11 月 トランプ大統領が関税の引き下げには合意していないとコメントした。欧州市場では、この発言を受けて市場は軟化。ディフェンシブなヘルスケアと公益を除くセクターは下落。フランスでは最大手の銀行のクレディアグリコル%が決算が芳しくなく2…

11月第2週の市況

2019/11/4 月 米国の労働統計が公表され予想以上に減速しなかったこと、中国の製造業の活動指数が10月予想外に上昇したこと、中国の新華社が米中協議が原則的な合意に達したことを報じたことがプラス要因となり、欧米市場は上昇。米国では主要3指数がいずれ…

11月第1週の市況

2019/10/28 月 米国市場では、米中協議の第一段階が成功に終わり市場に好影響を与えた。インテルは好調な業績を公表し8.1%値を上げた。SP500は史上最高値の水準にまで上昇。Amazonは、年末の商戦シーズンの予想を公表したが予想以下で1%の下落。マイクロソフ…

10月第4週の市況

2019/10/21 月 欧米市場で株式市場は軟化。米国では、ベビーパウダーのリコールが発生したジョンソン&ジョンソンが6.2%値を下げ、従業員が会社は737MAXの安全性についてFDAをミスリードしたと報じられたボーイングが6.8%の値下がり。また、中国のGDP成長…

10月第3週の市況

2019/10/14 月 米国と中国の交渉が、知的財産権、金融サービス、米国の農作物の購入などの点で部分的に合意に達した。市場は好感し、景気循環株を中心に値を上げる。アップルはブローカーが目標価格を引き上げたことにより2.7%上昇、建築や産業用資材のサプ…

10月第2週の市況

2019/10/7 月 米国では、労働省が雇用統計を公表し136,000の非農業就労者増となり緩やかな増加となった。失業率も50年来最低の水準となり、昨日の民間部門の雇用統計やISMサービス指数などの悪い統計を払しょくする結果になった。アップルは、iPhone11の増産…

10月第1週の市況

2019/9/30 月 米国市場ではトランプ政権が中国企業の米国上場の廃止を検討していると報じられ、中国系の、アリババ(-5.25%)、Baidu(-3.67%)、JD.com(-5.95%)などが値を下げ、さらに、マイクロンテクノロジーは四半期決算の利益が予想を下回り11.09…

9月第4週の市況

2019/9/23 月 米国市場では、中国がモンタナ州の農業視察をキャンセルしたことにより市場は不安感。一般消費財やテクノロジーといった中国関連株式が軟調。個別銘柄では、CEOはアップルやディズニーとの競合を認めコストが増加しているとコメントしたNefliex…

9月第3週の市況

2019/9/16 月 アップルがGSから目標株価を引き下げられたことから1.9%株価下落。その影響もあり、米国市場は幾分値を下げたが、公表された小売販売は予想の2倍の伸びになっており、イールドが上昇したことから金融株が上昇。個別銘柄ではBoradcommの四半期収…

9月第2週の市況

2019/9/9 月 米国の雇用統計は、雇用者増は予想以下となったが、大幅な賃金上昇となり、評価はまちまち。中国が流動性の確保のため中央銀行が準備金を取り崩して負債を圧縮。欧米市場では好感される。Facebookは当局から競争妨害について検査を受けると報じ…

9月第1週の市況

2019/9/2 月 米国市場では方向性のない市場となり市場はほぼ横ばい。米中の貿易対話の準備は進んでいるが、9月1日は米国は休日のため、関税引き上げは実質的に実行に移された。7月の消費者消費は増大したが、8月のミシガン大消費者信頼感指数は2012年12月以…

8月第5週の市況

2019/8/26 月 中国が米国からの輸入品に対して関税を引き上げ、それに反応してトランプ大統領が米企業に、中国とのビジネスのやり方の代替案を考えるように促したこと、さらに、ジャクソンホールで行われていた中央銀行の会合で、パウエルFRB議長がスピーチ…

8月第4週の市況

2019/8/19 月 ドイツが均衡財政を打ち破って景気刺激策を講じると報じられたことから、欧米市場でイールドが上昇し、銀行株が大きく値を上げる。米国では半導体のNividiaが予想以上の業績を公表し7.3%値を上げた。また、昨日、内部告発で大きく値を下げたGE…

8月第3週の市況

2019/8/12 月 トランプ大統領が、Hauweiとの取引はしないと再びコメントしたことから、米中の紛争に対する懸念が再燃。米国では中国経済への感応度の高いテクノロジー株を中心に値を下げる。個別銘柄では、Novartisの申し出に対して米司法当局がAmgenのリウ…

8月第2週の市況

2019/8/5 月 トランプ大統領が中国の関税について追加引き上げを示唆したことが欧米市場に多くなマイナスの影響を与えた。米国では非農業労働人口の伸びが16.4万人と予想とおりであったが、アップルが2.1%値を下げるなどテクノロジー関連が軟化。原油かなく…

2019年7月の市況

最近、市場の変動要因はトランプ大統領と思われる時が少なくないのですが、7月は、FRB(米国の中央銀行)でした。 「利下げするよ」、「一回だけじゃなく、続いて利下げするよ」と思わせて、SP500やNASDAQは史上最高値を連発したはずなのですが・・・、ふた…

8月第1週の市況

2019/7/29 月 米国ではテクノロジー株がけん引して主要株価指数は軒並み上昇。SP500とNASDAQは史上最高値を更新。第2四半期のGDP成長は年率2.1%と予想を上回った。アルファベットやTwitterは8%以上の大幅な上昇。スターバックスも同一店舗の売り上げが上昇し…

7月第4週の市況

2019/7/22 月 Fedの月末の利下げが予想していた規模(0.5%引き下げ)ではなく、0.25%の引き下げにとどまりそうということで米国の株式市場は軟化。マイクロソフトは好決算を公表したが最終的には少し値を下げた。ボーイングは737MAX関連の損失が49億ドルと公…

7月第3週の市況

2019/7/15 月 パウエルFRB議長の2日続けての金融緩和推進を示唆するコメントが、月末のFOMCでの利下げを促進すると市場は確信し、3つの主要株価指数はいずれも史上最高値を更新。フォードはフォルクスワーゲンと共同で自動運転電気自動車を作成すると公表し…

7月第2週の市況

2019/7/8 月 米国では6月の雇用統計が公表されたが予想以上に堅調でFedが7月に利下げを行う幅が0.5%から0.25%に縮小されるのではないかとの観測が出た。銀行や金融といった株式は上昇したが、不動産、公益などのディフェンシブな銘柄は値下がり。市場全体も…