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8月第4週の市況

2019/8/19    月

ドイツが均衡財政を打ち破って景気刺激策を講じると報じられたことから、欧米市場でイールドが上昇し、銀行株が大きく値を上げる。米国では半導体のNividiaが予想以上の業績を公表し7.3%値を上げた。また、昨日、内部告発で大きく値を下げたGEはCEOが200万ドル以上の株式を購入し株価は9.7%上昇。ドイツのDAXは1.3%上昇した。また、Nividea、Applied Materialの業績が良かったことから、AMS、Infinion、STMicroelectronicsなどの半導体関連が値を上げた

2019/8/20    火

中国が金利の引き下げを行い、ドイツが500億ユーロの追加支出を決めたことから世界市場は好転。また、米国ではトランプ政権が一時的な所得税減税を検討していると報じられる。原油価格が上昇しエネルギー関連株も上昇。アップルが1.9%値を上げたほか、決算が好調であった化粧品のエスティ―ローダーは12.5%の値上がり。欧州市場でも株価は上昇し、ドイツのDAXは1.3%の値上がりとなり、債券イールドは上昇した

2019/8/21    水

米国市場では金融株を中心に値を下げ市場全体も値を下げる展開となった。市場では水曜日に公表されるFOMCの議事録、週末のジャクソンホールでの中央銀行の会合におけるパウエル議長のスピーチに注目がいっている。トランプ政権は、個人所得に加えてキャピタルゲインに対しても減税を画策している。Netfliexはターゲティング広告の効率化のために視聴者の個人情報の取り扱いを調整中と公表し同株は3.4%値を下げた。ホームデポは決算が好調で4.4%値を上げ、同業のLowe'sも3%値を上げた。欧州市場ではイタリアの首相辞任が影響しイタリアでは株価が下落し、イールド上昇。BHPは世界経済の減速は同社の商品の需要減につながるとコメントし株価が2.6%下落

2019/8/22    木

米国市場ではTargetが年間の利益予想を上方修正し20.4%値を上げたほか、Lowe'sも堅調な決算で10.4%値を上げた。さらに、公表された前回のFOMCの議事録で理事の間で50bpsの利下げが議論されていたことがわかり市場は上昇。欧州市場ではイタリア株式がリバウンドしたことに加えて、週末の中央銀行の会合でより緩和的な政策が公表されるとの期待感から株価上昇。フィアット・クライスラールノーは合併のテーブルに復帰したとの報道がされて、ルノーは3.7%株価上昇。デンマークのジュエリー会社PandraはCFOが株式を購入し16%株価上昇

2019/8/23    金

週末の中央銀行の会合を前に欧米市場では方向性のない展開となった。米国市場では、新規失業保険申請者数の減少となった一方、8月のPMI指数で製造業がここ10年で初めてマイナスとなった。市場全体としては横ばいで、個別銘柄では、最近、大きく値を上げているデパートの一角であるNordstromが決算が予想を上回り株価が15.9%の上昇となった。ボーイングは10月初旬から737MAXの生産速度を上げることができるとローターが報じ、同株は4.2%の上昇となった。欧州市場でも株式市場は全体としては横ばい。公表されたPMI指数で独仏の指数は上昇した。

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