Barms Corporation

バームスコーポレーションは資産運用・生命保険・シニアライフに強いFP会社です

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

リスクは一定ではない

リスクは時とともに上下動している 合理的な投資家であればできるだけ避けたいリスクですが、時の推移とともに変動していることは、あまり知られていません。リスクの高いと思われている株式であってもリスクをあまり感じなくて済む時があるのです。 変動す…

外貨建て保険かファンドか?

Q 退職したら退職金を10年程度使わずにおいておこうと思っています。このとき、外貨建て保険などで運用したほうがよいのでしょうか。それとも、ファンドを購入したほうがよいのでしょうか? A 運用を考えているのであれば答えはファンドになる。外貨建て保険…

資産運用の運用成果の9割はアセットアロケーション(資産配分)で決まる?

Q 「資産運用の運用成果の9割はアセットアロケーション(資産配分)で決まる」といわれていますが、どのようなアセットアロケーションを心がければよいのでしょうか? A 資産運用の運用成果の9割はアセットアロケーション(資産配分)で決まるわけではない。…

6月第4週の市況

先週の市況はこちら 2017/6/19 月 米国市場では住宅統計と消費者信頼感指数が予想以下となったが、アマゾンがWhole Foods Marketの買収で合意したと公表しAmazonは2.5%値を上げ、Whole Foodsは29%値を上げたが、食品小売り指数は5.1%値を下げた。金融緩和を…

外国に投資した資産はどのように管理されているか

だれが責任をもって運用・保管しているのかチェック 日本の投資家が外貨建て資産に投資するファンドを購入したとき、投資したお金は、海外で運用され、購入した株式や債券は海外の銀行(カストディアン)で保管されることになります。投資家としては、海外で…

パフォーマンスの評価方法

過去は定量分析、将来は定性分析で評価 パフォーマンスの評価には定量分析と定性分析があります。過去のパフォーマンスについては定量分析、将来のパフォーマンスの可能性については定性分析が役に立ちます。定量分析の資料はウェブサイトなどにも公表されて…

iDeCo,NISAとライフプラン

ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」の無料講習会で、「iDeCo,NISAとライフプラン」というテーマでお話ししてきました。 iDeCoもNISAも、投資信託の話が中心ですので、運用の話が中心になっています。参加者のみなさまから頂いた情報も加えました。

分散投資は弱い者の味方

分散投資は最悪の事態を回避する手段 将来の予測に自信が持てるのであれば、資産運用は難しくはあ りません。しかし、多くの人は将来の予測をしても自信が持てま せん。そういったときに、特別な知識がなくても、最悪のシナリ オを回避するための手段が分散…

6月第3週の市況

先週の市況はこちら 2017/6/12 月 米国市場では市場をけん引してきたテクノロジー株が大きく値を下げNASDAQは1.8%下落。ダウ、SP500も二中最高値を付けたものの下落。欧州市場では方向性のない市場となった。ポンドが下落した英国では、アントファガスタやBP…

ダイバーシフィケーション(多様化)

LGBTはマイノリティ 全体の約6%。30人のクラスであれば、少なくとも一人は該当する割合である。この割合は、LGBTに該当する人の割合である。L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)の頭文字をとってLGBT。LGBTより少し広い概念…

6月第2週の市況

6月第1週の市況はこちら 2017/6/5 月 米国の労働統計は雇用・賃金の伸び共に予想以下で市場に負の影響をあたえた。イールドは低下、そのため銀行株も軟調。エネルギー関連も弱かったが、通信、ヘルスケアが上昇して主要株価指数はいずれも史上最高値を更新。…

市場の取引価格は絶対的なものではない

インデックスは市場全体を表していない パッシブ(インデックス)運用は概念としてはとても魅力的な方法です。しかし、パッシブ運用を実現するには、市場インデックスが必要になります。ところで、この市場インデックスは市場全体を代表するわけではありませ…

「バリュエーション」と「ファンダメンタルズ」

ファンダメンタルズとバリュエーションは株価の表と裏 株式の本源的な価値を分析することをファンダメンタルズ分析といいます。一方、バリュエーションとは投資家が思う株式の価値の収束点のことです。 本来であればこの2つの価格は一致するはずなのですが、…

6月第1週の市況

先週の市況はこちら 2017/5/29 月 米国株式はSP500とNASDAQはわずかに上昇し史上最高値を更新したが、ダウは値下がり。第1四半期のGDP成長率は年率1.2%と速報値から上方修正され、コストコなどの消費関連は依然として強い。欧州市場では石油関連と銀行株が値…