Barms Corporation

バームスコーポレーションは資産運用・生命保険・シニアライフに強いFP会社です

2018-01-01から1年間の記事一覧

12月第5週の市況

2018/12/24 月 米国では政権のナバロー貿易アドバイザーが、中国が根本的に貿易の方針を変えなければ90日間で紛争は妥結しないとコメント、さらに、メキシコとの国境に壁を建設することを条件に下連邦政府の一時閉鎖の可能性が市場にマイナスの影響。米国株…

12月第4週の市況

2018/12/17 月 米国市場では小売販売が予想とおりの水準であったが、Amazonが4%値を下げ、テクノロジー株もアップルが3.2%値を下げるなど大きく値下がり。ジョンソン&ジョンソンはベビーパウダーにアスベストが含まれていることが報じられ10%値を下げた。欧…

12月第3週の市況

2018/12/10 月 米国では11月の就労者の伸びが鈍化し、米中の貿易戦争に関してナバロー貿易アドバイザーが、90日間に問題が解決しないときは米国は完全を引き上げるとコメントし、米国ではアップルが3.5%、マイクロソフトが4%、Netfliexが6.3%、それぞれ値を…

12月第2週の市況

2018/12/3 月 米国ではG20に合わせて行われる米中首脳会談に対する期待感から株式市場は上昇。エネルギー以外のセクターで上昇。個別銘柄では、顧客データが漏洩したマリオットインターナショナルが5.6%値を下げ、元従業員から当局に過年の保険事業の悪化を…

11月第5週の市況

2018/11/26 月 米国では原油価格がさらに値下がりしてシェブロンやエクソンモービルが3%前後値下がり。さらに、アップルやAmazonも値を下げる展開で市場は値下がり。欧州市場では、域内のビジネス活動が低調で経済成長の減速が懸念されるが、ルフトハンザやe…

傾聴とバーンアウト~その2

(前半部分はコチラ) ところが、最近になって、「私に傾聴の大切さを教えてくれたFPの方は、ごく限られた範囲で相談をしていたから、傾聴が大切と感じていたのではないだろうか」と思うようになった。つまり、閉ざされた集団で相談をしていたということであ…

傾聴とバーンアウト~その1

“傾聴”という言葉がある。傾聴の意味は、「人の話を黙って聞くこと」。FPになってしばらくしたころ、傾聴が大切だと教えられた。ビジネスの世界では、傾聴がそれほど重視されることはない。むしろ、相手を説得するために、いろいろと資料を準備してプレゼン…

11月第4週の市況

2018/11/19 月 米国市場では、トランプ大統領がG20で中国との取引を成立させる意向を示し株価は上昇。ただし、Fedのクラリダ副議長は世界経済の減速と利上げに中立的な見通しを示し、米ドルとイールドが低下。個別銘柄ではNordstromの決算が不調で値を下げ、…

11月第3週の市況

2018/11/12 月 米国では原油価格がさらに下落したこと、国内需要が落ち込み4か月連続で生産者物価指数と車の販売が下落し続けている中国経済の成長の鈍化を背景にして株式市場は軟調。イランへの制裁は日本、韓国などの8か国が除外され、原油価格は下落。欧…

11月第2週の市況

2018/11/5 月 米国では雇用統計が予想以上に堅調。賃金も年率で3%上昇し、Fedが金利を引き上げるとの見方から10年国債のイールドは3.21%にまで上昇。米国債は下落。トランプ大統領は中国との貿易取引をまとめるとコメント。欧州市場では好感され、関税に敏感…

ファンドのMIRAI【10月号】配信しました

2018年10月号の、バランス型ファンドレポート「ファンドのMIRAI」を発行しました。読者のみなさまにはお手元に届いていると思います。このレポートは、8つのパフォーマンスやディスクロージャーが優れていると思われるファンドを比較分析したレポートです。8…

FP-MIRAI無料講習会スケジュール(2019年上半期)

2019年上半期のライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」(以下、FP-MIRAI)の無料講習会のスケジュールが決定しました。 FP-MIRAIはFPのみなさまが、一歩進んだライフプラン分析を行うことができるようなライフプランソフトです。マイクロソフト社のエクセ…

11月第1週の市況

先週の市況はコチラ 2018/10/29 月 米国では第3四半期のGDP成長率が予想以下のものとなり、アルファベットとアマゾンがともに売り上げの減少から、5.6%と7.8%と大きく下落。その影響で主要株式3指数はいずれも値下がり。欧州でもドイツのDAXは0.9%、フランス…

ライフプランに則した資産運用③

前編はコチラ ライフプランで資産運用を考えるということになると、どのようなもので資産運用を行えばよいのかという話になります。ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」ではオリジナルのファンドレポートを2種類(「FP-MIRAI倶楽部 主要ファンド分析レ…

ライフプランに則した資産運用②

前編はコチラから 一般的なライフプラン分析には、隠れたリスクが潜んでいます。それは、 CF表の終期の延長⇒人生100年の問題 インフレ率の設定⇒政治・経済の問題 租税公課(特に地方税)の上昇⇒地方財政の問題 生活費の上昇⇒生活(ライフ)の問題 の4つです…

ライフプランに則した資産運用①

資産運用はライフプランの手段になるのですが、ライフプランという文脈の中で資産運用が語られることが少ないと思います。資産運用といえば、iDeCoやNISAといった税制上の制度の話になってしまったり、複雑な運用スキーム(体制)の話や運用戦術の話になって…

10月第4週の市況

前週の市況はコチラ 2018/10/22 月 米国では、金利引き上げと中国との関税戦争など市場は好転しなかったが、プロクター&ギャンブルが売り上げを大きく伸ばしたことから同株が8.8%上昇。そのため、SP500は幾分値を下げたが、ダウは値を上げた。9月の住宅販売…

10月第3週の市況

前週の市況はコチラ 2018/10/15 月 米国市場ではテクノロジー株を中心いリバウンドして市場は値を上げた。アップルやマイクロソフトは3%以上値を上げ、一般消費財や消費財関連も2%以上値を上げた。Netfliexが5.7%値を上げ、Amazonも4%値を上げた。四半期決算…

10月第2週の市況

前週の市況はコチラ 2018/10/8 月 米国では労働統計が公表され失業率は3.7%と49年来の低水準にまで低下。市場では12月の利上げを含めより金利引き上げがより鮮明になったとして10年ものイールドは3.248%にまで上昇。いわゆるFAANG株も下落、Amazonも1.6%ほど…

有名なFP・経済評論家の主張は半分だけ聞く

注意すべきポイントは2つ 有名なFP・経済評論家の主張を参考にするとき、注意が2つ必要です。一つは、書いた記事を参考にするのであれば、内容が時期的に陳腐化している可能性があること。もう一つは、スポンサーの存在により話が歪められている可能性が…

大きなイベントが発生した時、ファンドの真価が問われる

ファンドの真の実力が試される時 グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)がギリシャ国債を売却したタイミングは2009年10月、問題が発覚した直後でした。1,800億円のギリシャ国債を数日で売却するという大きな投資行動をとったのです。そして、その情…

10月第1週の市況

前週の市況はコチラ 2018/10/1 月 米国ではインテルが好調な売り上げ見通しを公表し上昇。ライバルのAMDは下落Nividiaも5%以上値を上げ半導体セクターは堅調。Facebookはセキュリティ上のバグが見つかり2.6%下落。イタリアの新政府の予算赤字が今年の3倍に膨…

日本国債の隠れたリスク

日本国債の隠れたリスクは円高・債券安 日本国債の隠れたリスクは、海外の投資家の日本国債の保有比率が増えることです。その結果、日本国債は米国債やオーストラリア国債と比較される対象になります。国債価格の低下と円高が同時に進行することが、日本国債…

必要保障額の考え方とライフプラン分析~その5

必要保障額の計算について解説してきましたが、今回でコペルニクス的な転回になります。7500万円、いや、5,157万円といっていた必要保障額。実は、1,000万円で十分じゃないの?というのが結論です。 ①就労する、②市町村の制度を使う、③資産運用を行うという3…

必要保障額の考え方とライフプラン分析~その4

ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」を使った必要保障額の求め方を説明していますが、必要保障額を考えるときに必要になる事項を解説しています。 106万円の壁やひとり親に対する市町村の給付金。全部、必要保障額の計算に影響します。 コチラのビデオ…

必要保障額の考え方とライフプラン分析~その3

2018年のFP-MIRAI無料講習会でお話しした内容を、動画にしています。サブ機能の簡易計算が、案外、必要保障額のよい推定になっていることがわかります。 コチラのビデオもご覧ください 必要保障額の計算とライフプラン分析(1) 必要保障額の計算とライフプラ…

9月第5週の市況

前週の市況はコチラ 2018/9/24 月 SP500のテレコムセクターがなくなりコミュニケーションサービスという新セクターに合併されると予想されており、そのせいで取引量が上昇。米中の関税問題の先行きが楽観視される中、ボーイングは1.3%値を上げ、ダウは史上最…

必要保障額の計算~その2

ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」のサブ機能を使った必要保障額の計算を例示しました。この方法は、FPのテキストや保険会社のテキストなどに載っている方法に類似したものです。

外貨建て資産を保有する意味

日本国債に投資しても資産運用にならない 資産運用を行う目的は資産を殖やすことにあります。実際の経済にはインフレがありますから、資産運用の目的を達成するためには、インフレを上回る利回りを確保しなければなりません。日本国債に投資しても資産運用に…

為替オーバーレイ戦略

為替を独立した資産クラスと考える考え方 為替はコントロールできないものを考えると為替ヘッジ戦略をとりますが、為替はリターンを生じさせる個別の資産だと考えるのであれば為替オーバーレイ戦略という考え方が採用されます。為替オーバーレイ戦略では為替…