Barms Corporation

バームスコーポレーションは資産運用・生命保険・シニアライフに強いFP会社です

ライフプランニングに役立つ資産運用の考え方(リメイク中)

モデルポートフォリオ

運用会社の統一した投資行動に不可欠な組み合わせ モデルポートフォリオとは、運用会社が全世界の統一した基準となる ポートフォリオのことです。モデルポートフォリオの細部のカスタ マイズは現地のマネージャーが担当します。運用会社としての評価 を安定…

パッシブ運用の盲点

手数料の低さだけでファンドを選ぶのは早計 「アクティブ運用のファンドはコストが高くて、パッシブ運用のファンドに負けてしまう」といわれることが少なくありません。 しかし、本当は、運用成績が優れているアクティブ運用のファンドを見つけるのが難しい…

最適なアセットアロケーション

最適なアセットアロケーション 無リスク資産とリスク資産のバランスが重要 極端な資産配分にならなければ、投資家のニーズに応じてアセットア ロケーション(資産配分)を考えれば問題ありません。ただし、預貯金などの無リスク資産に比べてリスク資産が過大…

損切りすることも大切

損切りすることも大切 損切り水準の設定で投資に安心感が生まれる 市場が下がったとき、どのタイミングで保有している株式やファンド を売却するのか、損切りラインをあらかじめ考えておくことはとても 大切です。そうすることで、さらに、投資する銘柄やフ…

市場とプロの投資家・個人投資家

個人投資家の強みは長期投資に耐えられること 株式市場や債券市場には、プロとアマチュアの垣根がありません。アマチュアである個人投資家は、知識・ノウハウあるいは情報の量・質という点でプロの投資家に負けます。一方、運用をプロに委託できる、長期投資…

カリスマファンドマネージャーがいない理由

ファンドマネージャーとファンドの運用実績とは無関係 現在の資産運用ビジネスで、カリスマファンドマネージャーが出現する可能性はとても低くなっています。むしろ、注目したいのは運用チームです。そして、運用チームが集まって運用会社を作っていると考え…

月次レポートを活用する

ファンドマネージャーからのメッセージ公募型ファンドでは月次レポートが発行されています。これは、ファンドマネージャーが投資家に向けて発信している貴重なメッセージです。そして、このメッセージを理解することができて初めて、投資家として安心して投…

投資家への対応ができるのは販売会社のみ

ライフプランニングに役立つ資産運用の考 え方 (リメイク中)の前回の記事はコチラ 投資家への対応ができるのは販売会社のみ投資信託の販売で投資家への対応ができるのは販売会社のみです。したがって、販売会社の担当者は、説明責任を一手に引き受けている…

アセットアロケーション(資産配分)で運用成果の90%は決まらない

ポートフォリオのリスクの90%はアセットアロケーションで決まる 「アセットアロケーション(資産配分)で運用成果の90%が決まる」という説明を耳にすることがありますが、この表現は適切ではありません。 アクティブ運用を行う場合、運用会社は、ポートフォ…

スイッチング手数料

販売会社により手数料が異なる 同じファミリーファンドに属しているファンド同士で、一方を解約して、もう一方を購入することをスイッチングといいます。 スイッチングの申込手数料(購入時手数料)は、通常の購入より低く設定されることがありますが、これ…

日本債券はとても魅力的な投資対象だった

効率的フロンティアに近い日本債券 どの資産クラスに投資すればよいのか思いめぐらすとき、私たちは、リスクとリターンという2つの尺度を使います。できれば、リスクは採りたくないけど、リターンは欲しい。その境目を表すのが「効率的フロンティア」という…

リスクが小さくリターンの大きな運用はない

リスクとリターンは比例している 金融商品を考えるときの第一原則は、「リスクとリターンは比例している」ということです。そして、誰がどのリスクを引き受けているのかわからないのであれば、その商品には投資しないほうが賢明であるということです。 人気…

リスクは一定ではない

リスクは時とともに上下動している 合理的な投資家であればできるだけ避けたいリスクですが、時の推移とともに変動していることは、あまり知られていません。リスクの高いと思われている株式であってもリスクをあまり感じなくて済む時があるのです。 変動す…

外国に投資した資産はどのように管理されているか

だれが責任をもって運用・保管しているのかチェック 日本の投資家が外貨建て資産に投資するファンドを購入したとき、投資したお金は、海外で運用され、購入した株式や債券は海外の銀行(カストディアン)で保管されることになります。投資家としては、海外で…

パフォーマンスの評価方法

過去は定量分析、将来は定性分析で評価 パフォーマンスの評価には定量分析と定性分析があります。過去のパフォーマンスについては定量分析、将来のパフォーマンスの可能性については定性分析が役に立ちます。定量分析の資料はウェブサイトなどにも公表されて…

分散投資は弱い者の味方

分散投資は最悪の事態を回避する手段 将来の予測に自信が持てるのであれば、資産運用は難しくはあ りません。しかし、多くの人は将来の予測をしても自信が持てま せん。そういったときに、特別な知識がなくても、最悪のシナリ オを回避するための手段が分散…

市場の取引価格は絶対的なものではない

インデックスは市場全体を表していない パッシブ(インデックス)運用は概念としてはとても魅力的な方法です。しかし、パッシブ運用を実現するには、市場インデックスが必要になります。ところで、この市場インデックスは市場全体を代表するわけではありませ…

「バリュエーション」と「ファンダメンタルズ」

ファンダメンタルズとバリュエーションは株価の表と裏 株式の本源的な価値を分析することをファンダメンタルズ分析といいます。一方、バリュエーションとは投資家が思う株式の価値の収束点のことです。 本来であればこの2つの価格は一致するはずなのですが、…

定食かア・ラ・カルトか

正しい知識を糧に金融商品を取捨選択しよう 金融商品の発展とわたしたちの知識は密接に連動しています。人気のある金融商品とは、一般的なわたしたちの知識・経験に照らし合わせて受け容れられるものになっています。よい商品というためには、わたしたちに広…

情報を整理してみよう

不安・不満の原因を分類して理解する わたしたちが資産運用に関する不安や不満を解消する最初のステップは、不安や不満の原因の交通整理・分類をすることです。不安や不満の内容をより具体的に明らかにすることにより、金融商品への理解が深まります。 不安…

ファンドにかかる手数料は、2種類に大別できる

販売会社で異なる申込(購入)手数料と差異がない信託報酬 ファンドにかかる手数料は、申込時に必要となる申込(購入)手数料と、ファンドを保有している間ずっと必要となる信託報酬に大別できます。申込(購入)手数料は販売会社により異なる手数料になって…

ファンド(投資信託)に投資したお金と情報の管理

資産は受託銀行が、情報は販売会社が管理 ファンドに投資したお金は、販売会社(証券会社や銀行など)から受託銀行(信託銀行)のファンド専用口座に振り込まれます。この口座は受託銀行自身の資産とは分別して管理されています。また、ファンドでは投資家の…

ドルコスト平均法だけで大丈夫!?

ドルコスト平均法は非効率になる場合がある ドルコスト平均法は、市場が変動を繰り返しているときに資産を積立てる手段として効果があります。しかし、保有している資産を定期的に取り崩すときにはドルコスト平均法を使うと非効率になります。 ドルコスト平…

リスクは避けたいがカモになるのはもっと避けるべき

リスクは避けたいがカモになるのはもっと避けるべき リスクを避けるためには、リスクをヘッジする必要があります。これには多くの場合、コストがかかります。このコストも避けたいがために、複雑な金融商品に手を出してしまう話が後を絶ちません。 普通の人…

ライフプランニングに役立つ資産運用の考え方(リメイク中)

金融商品とかしこくつき合うには 金融商品は目的を達成する手段にすぎない 金融商品とかしこくつき合う方法は、金融商品そのものを目的として考えるのではなく、ライフプランなどの目的を達成する手段として考えることです。言葉を換えれば、ニーズに適さな…

ライフプランニングに役立つ資産運用の考え方(リメイク中)【第1章-3】

市場を動かしているものは!? コンセンサス(予想)と現実のギャップが市場を動かす 多くの投資家は経済統計などを先読みする予想を行います。投資家の予想の平均が市場のコンセンサス。市場のコンセンサスと現実が大きく異なると市場は大きく影響を受けるこ…