Barms Corporation

バームスコーポレーションは資産運用・生命保険・シニアライフに強いFP会社です

ワンポイントアドバイス

家計と保険料

中年期の世帯当たりの保険料は、40代で約2万7千円、50代で約3万円となっています。保険料の占める割合は、経常収入の5%ほどを占めています。そして、この金額は、ここ数十年で大きく下がりつつあります。 家計の節約を考えたとき、その効果が期待できる大口…

中年期&医療保障

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における医療保障を考えてみましょう。この分野の保険商品はたくさんあります。だから、CM等も活発。でも、結論から言えば、医療保障の優先順位は高くありません。 医療保障より、死亡保障や介…

あなた自身の情報から必要資金を計算する

平均的な数値から、65歳時に積み立てっておきたい金額が逆算できます。3,342万円が計算結果です。 老後に必要なお金は・・・3,000万円程度ですという根拠になっています。ところが、この仮定を少し変えてみます。まずシニアの始まりは70歳からと考えてみます…

平均を知ってあなた自身の情報をまとめる

老後のためにいくらの資金が必要なのかの答えはあなた自身にあります。4つの要素について平均と比較しながらまとめてみると よいでしょう。 一般的にシニアの始まりは65歳ということになっています。これは国連等の定義がそうなっているからです。毎月必要に…

年金保険のしくみ

生命保険会社の人に、老後保障という言葉を投げかけると、年金保険という言葉がやまびこのように返ってきます。 年金保険が老後保障のための保険であることは、保険のしくみを見ればわかります。年金保険では、老後の始まりは、年金受取り開始時期として設定…

必要となる資金の計算

積み立てた資金を取り崩すことをイメージしてみましょう。大切な要素が4つ出てきます。 最初にいつから老後(資金の取り崩しを行う期間)と考えるのかということです。それから、毎月どの程度お金が不足するのかということです。お金が足りなくなるから、事…

中年期&老後保障

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における老後保障を考えてみましょう。この時期、老後保障を考えるのであれば、保険より投資信託を優先させた方がよいかもしれません。 なぜなら、老後保障には、積み立てる側と取り崩す側の2…

高齢期を考えて準備を始める

死亡保障、具体的には「終身保険」は、高年期には必要になります。このことを考えて、中年期に準備を始めるとよいでしょう。お金に余裕があるのであれば、一時払の終身保険に加入することができます。この場合は、準備期間は短くて済みます。 もし、一時払で…

家計の節約は保険料の節約

家計の節約に興味がないという主婦の方はほとんどいないでしょう。家計の節約を考えるときに、節約して効果があるものは、金額の大きな項目です。通信費などと並んで、保険料は、最初に家計の節約の対象として考えられるものです。 ところで、保険料の節約は…

死亡保障が必要になる時期

結婚してから退職の時期まで右肩上がりで増加していき、退職を境に資産を取り崩してエンディングを迎えるというのが、家庭の資産の一般的な傾向です。このことを頭に入れて死亡保障を考えるとよいでしょう。 壮年期、資産はまだ十分に積み上がっていません。…

公的年金の遺族保障

公的年金(基礎年金と厚生年金)にも遺族保障があります。公的年金のありがたいところは、老齢年金だけでなく、障害年金と遺族年金が用意されていることです。公的年金があることによって、私たちは、(民間の保険や貯蓄などを通じて)自助努力で準備する部…

中年期&死亡

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における死亡保障を考えてみましょう。年齢が上がると死亡保障も充実させたいと思いがちですが、じつは、この時期死亡保障はほとんど要りません。 お子さまの年齢が上がっているのであれば、世…

公的保障と私的保障の例

公的保障と私的保障については、具体的なケースを考えるとよりイメージしやすくなります。大腸がんで人工肛門を作った場合を考えてみましょう。 65歳以上で、要介護と認定されれば無条件で介護保険の対象となります。40歳以上64歳以下であれば、回復の見込み…

公的・私的保障を分解する

介護のことを考えるときには、公的な保障と(自分で準備する)私的な保障の双方を考える必要があります。 入院中の入院費に対する公的な保障は健康保険です。高額療養費や給与の補てんとしての傷病手当金などが考えられます。 完治までに1年6か月以上になる…

要介護になると収支はどう変わる

要介護状態になると、家計の収支に大きな影響を及ぼします。特に、壮年期に要介護状態になると、ケースによって受けることができる公的保障に差異があるのが現状です。 収入の面で考えると、給与所得が低下するでしょう。休職や退職により給与所得は低下する…

要介護の原因は

私たちは、「認知症⇒要介護」という図式を考えがちです。しかし、要介護状態になるのは認知症だけとは限りません。 要介護状態になる主な原因を上位5つ挙げると、(1)脳卒中(2)認知症(3)高齢による衰弱(4)関節疾患(5)骨折・転倒になります。 …

壮年期&介護

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、壮年期における介護保障を考えてみましょう。結論から言えば、民間の介護保険で解決できる部分は大きくないけど、介護保険に加入しておくと効果があるといえます。 介護保険には、公的介護保険もあり…

保険会社の医療保険の役割

公的医療保険を考え、お金が必要となるタイミングを考えると、民間の医療保険に求めるものが明らかになってきます。 一つは治療関係で自分が負担する金額です。健康保険などの自己負担分に加えて、差額ベットや食費の自己負担分などが含まれます。そして、先…

頼りになる公的医療保険

公的医療保険(健康保険や国民健康保険など)で知っておきたい給付は、傷病手当金と高額療養費です。 傷病手当金は、それまでの給与収入がなくなったときに、給与の3分の2を医療保険が支給するしくみです。給与ということになりますから、自営業者が加入する…

医療保険で考えておきたいこと

入院というリスクと保険いついて考えてみましょう。 お金が必要になるのは、(1)入院する時(2)入院中(3)入院後の3つの段階に分かれます。 実は、民間の医療保険で考えておきたいことの焦点は、(1)と(3)なのかもしれません。これは、青年期&医…

壮年期&医療保障

医療保険は、保険の中で一番身近な存在になっているのではないでしょうか。そして、年齢とともに保険の必要性を認識し始めるとき、最初に考えるのも医療保険。かつては、終身保険や定期保険の”おまけ”のような存在だったのですが、今では、医療保険は立派な…

アカウント型保険の功罪

日本の大手保険会社ではアカウント型保険という保険を販売しています。毎月支払える保険料はそれほど多くないという消費者の制約をくみ取り、保険料を抑えてたくさんの保障を付加することができるのが特徴です。 必要保障マップの考え方とアカウント型保険の…

ニーズを分解する

終身保険で必要な機能は2つに分解できました。それは壮年期の死亡保障と高年期の老後保障です。まだ現役世代で働いているので資産を取り崩す必要がなく、こどもがある程度の年代になり死亡保障がそれほど必要でなくなった、中年期には終身保険は一時的に不要…

かつては終身保険がニーズを満たしてくれた

かつては老後のためには終身保険に加入しておくのが合理的でした。終身保険は、加入した時から保険金額の死亡保障がついていて、相当の年数が経つと解約返戻金も貯まっている。死亡保障と老後保障をあわせて、終身保険で賄うことができていたのです。 しかし…

老後のための必要資金の考え方

老後の生活のためにどの程度のお金を用意しておくべきなのかよく話題に上ります。これを計算するには、図のような山を考える必要があるでしょう。この山の頂上は、現役世代からシニア世代へ切り替わる時期、つまり、リタイアの時期です。 リタイア後の生活を…

壮年期&老後保障

横軸に年代、縦軸に保障の種類を配した必要保障マップで、壮年期&老後保障の部分を考えてみましょう。死亡保障と老後保障を分離して考えると合理的な判断ができるという結論に辿りつくのではないでしょうか。 必要保障マップを考案した背景は実はここにあり…

考えておきたいこと

壮年期の死亡保障を考えるときに、少し考えておいてほしいことが4つあります。 一つは保険金を受け取った後、資産運用を行えますかということです。3000万円保険金を受け取ったとして5%の利回りで運用できると年間150万円。これは大きいですね。 二つ目は年…

ライフプランと死亡保険金

ライフプランから死亡保険金を考えてみると、図のように考えられるでしょう。世帯主が死亡することによって将来の収入が減少する。その結果、資産が十分に積み立てられなく、人生の後半で資産がマイナスになる。そのようにならないように保険に加入するわけ…

死亡保障の考え方

最近では、どの程度の保険金額の保険に加入すればよいのか、データをコンピュータに打ち込めば計算してくれます。しかし、ここが要注意ポイントです。保険を販売することを前提にしたソフトでは、少し高め金額の金額が表示されるように思えるからです。 もし…

死亡率と保険料

保険料を考えるときに気にしてほしいのが死亡率です。ある年齢の人がどの程度亡くなるのかを表す指標が死亡率。壮年期の死亡率は、男性の場合は急激に上昇し、女性の場合は低位で安定しています。 そして、保険料の高低は、この死亡率によって決まっています…