Barms Corporation

バームスコーポレーションは資産運用・生命保険・シニアライフに強いFP会社です

生命保険

遺産のことを考える前にライフプラン

高年期の死亡保障は、簡単にいうと、遺産の話です。遺産として遺族にどれだけお金を残すのか、どれだけ効果的に(税金などで減ることなく)お金を残すことができるのかということが焦点になります。 しかし、その前に考えてほしいのがライフプランの話です。…

生命保険のメリット

生命保険のメリットは、現預金と比較することで際立ちます。 一つ目のメリットは、死亡保険金は、預貯金と異なり、人が亡くなってから数日で現金を受け取れるということです。受け取ったお金は、保険金受取人固有の財産ですから、ほかの相続人の意向にかかわ…

高年期&死亡保障

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、高年期における死亡保障を考えてみましょう。考えておいてほしいことは、保険に加入する目的です。保険に加入する目的をしっかりとチェックすれば、普通の人であればそれほど多くの保険に加入する必…

民間の介護保険

近年、民間の介護保険は整備されつつあります。月額保険料が1万円以下で、一定の要介護状態になったら、一生涯保障が続くというのが、現在の介護保険の主流です。 しかし、もし月払保険料が1万円であったとしても、夫婦で加入するとなると2万円。ほかの保険…

雇用保険~介護休業給付

雇用保険では、介護する側の負担を軽減するために、介護休業給付が設けられています。この制度は、要介護状態になった親族を、雇用保険の被保険者が介護するときに受けることができる給付です。 雇用保険の被保険者ですから、残念ながら、個人事業主や企業の…

負担の予想が難しい理由

介護費用を見積もるときに難しいのは、介護給付の種類(訪問、居住、日中活動など)がたくさんあることに加えて、公的介護保険の保険適用外のサービスや自己負担分があること。 そして、介護する側にも、介護のために転職や離職をする必要があるかもしれない…

介護にかかる費用とそのイメージ

40代くらいまでは介護をした経験のある人は少ないでしょう。だから、介護にかかる費用といわれてもピンとこないのが一般的です。 生命保険文化センターが行っている調査によれば、要介護状態になったときの初期費用は252万円、その後、介護を続けると自己負…

中年期&介護保障

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における介護保障を考えてみましょう。介護分野は保険の対象となる領域の中でも比較的新しい領域です。 公的な介護保険が整備されたのも、年金保険や医療保険などよりずっと後になってからです…

それ保険でなければダメですか?

抜本的な解決に至るには、『それ保険でなければダメですか?』と自分い問いかけてください。私たちは、保険に加入するとすべてが解決するように思っています。 総額で考えると医療保険は、それほど効率のよいものではありません。お金が十分にあるのであれば…

情報を整理して考えてみましょう

支出のことを考えると保険料は月々3万円以下には抑えたい、でも必要な保障を積み上げると保険料は月額4万円をこえてしまう。 なんだか自己矛盾に陥っているようですが、自分の中でこの対立軸を見つけ出すことこそが大切なのです。 これほど保険料を出すこと…

これから保険に加入することを考えてみると

40代の人が、これから保険に加入することを考えてみましょう。世帯主の方には、万が一のことと将来の資産形成をあわせて終身保険を考えます。配偶者の方には、将来の生活費の確保ということで年金保険を考えます。ご夫婦ともに医療保険とがん保険には加入し…

家計と保険料

中年期の世帯当たりの保険料は、40代で約2万7千円、50代で約3万円となっています。保険料の占める割合は、経常収入の5%ほどを占めています。そして、この金額は、ここ数十年で大きく下がりつつあります。 家計の節約を考えたとき、その効果が期待できる大口…

中年期&医療保障

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における医療保障を考えてみましょう。この分野の保険商品はたくさんあります。だから、CM等も活発。でも、結論から言えば、医療保障の優先順位は高くありません。 医療保障より、死亡保障や介…

あなた自身の情報から必要資金を計算する

平均的な数値から、65歳時に積み立てっておきたい金額が逆算できます。3,342万円が計算結果です。 老後に必要なお金は・・・3,000万円程度ですという根拠になっています。ところが、この仮定を少し変えてみます。まずシニアの始まりは70歳からと考えてみます…

平均を知ってあなた自身の情報をまとめる

老後のためにいくらの資金が必要なのかの答えはあなた自身にあります。4つの要素について平均と比較しながらまとめてみると よいでしょう。 一般的にシニアの始まりは65歳ということになっています。これは国連等の定義がそうなっているからです。毎月必要に…

年金保険のしくみ

生命保険会社の人に、老後保障という言葉を投げかけると、年金保険という言葉がやまびこのように返ってきます。 年金保険が老後保障のための保険であることは、保険のしくみを見ればわかります。年金保険では、老後の始まりは、年金受取り開始時期として設定…

必要となる資金の計算

積み立てた資金を取り崩すことをイメージしてみましょう。大切な要素が4つ出てきます。 最初にいつから老後(資金の取り崩しを行う期間)と考えるのかということです。それから、毎月どの程度お金が不足するのかということです。お金が足りなくなるから、事…

中年期&老後保障

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における老後保障を考えてみましょう。この時期、老後保障を考えるのであれば、保険より投資信託を優先させた方がよいかもしれません。 なぜなら、老後保障には、積み立てる側と取り崩す側の2…

保険の見直しの見直し(6)

アンシャン・レジーム(旧体制)がなくならないわけ 新しい手法を求めると、保険販売の片手間にライフプラン分析を行うというのが厳しくなります。本来、ライフプラン分析はそれだけで数時間の面談が必要なものです。そうすると、ライフプラン分析は、保険募…

保険の見直しの見直し(5)

FP(ファイナンシャル・プランナー) これも私の個人的な感覚ですが、東京から地方に行くほど、「FP=保険募集人」である割合が高くなってくると思います。そして、『私はFPです』と名乗るのと、『私は保険募集人です』と名乗るのでは、圧倒的に前者の方がイ…

保険の見直しの見直し(4)

保険以外の話 保険以外の話ができるのかは大きなポイントです。「伝統的手法」を取る立場の人と、その亜流である「妙に自分に自信がある人」は、保険以外の話ができると思っています。でも、話が進むとすべて保険中心で話が展開していくことがわかります。 …

保険の見直しの見直し(3)

ライフプラン分析 ライフプラン分析とは、自分と家族のこれから将来の話を数字に置き換えて、キャッシュフロー表というツールにまとめて、そのリスクを分析するものです。相談する側から考えると、きれいなグラフが出力されて、〇〇様という表紙のレポートが…

保険の見直しの見直し(2)

手数料に対する考え方 消費税を考えてください。100円のものを購入するとき、内税で100円と外税で100円。みなさまならどちらを選択されますか? もちろん内税ですよね。支払う金額はできるだけ少ないほうがよい。だから、保険の手数料も内税方式になっていま…

保険の見直しの見直し(1)

保険業界に現存する2つの手法 現在、保険業界には2つの手法が現存しているように思えます。一つは、「伝統的手法」。アンシャン・レジーム(旧制度)といった方がよいのかもしれません。そして、もう一つは「新たな手法」。もう数十年間、伝統的手法から新た…

高齢期を考えて準備を始める

死亡保障、具体的には「終身保険」は、高年期には必要になります。このことを考えて、中年期に準備を始めるとよいでしょう。お金に余裕があるのであれば、一時払の終身保険に加入することができます。この場合は、準備期間は短くて済みます。 もし、一時払で…

家計の節約は保険料の節約

家計の節約に興味がないという主婦の方はほとんどいないでしょう。家計の節約を考えるときに、節約して効果があるものは、金額の大きな項目です。通信費などと並んで、保険料は、最初に家計の節約の対象として考えられるものです。 ところで、保険料の節約は…

死亡保障が必要になる時期

結婚してから退職の時期まで右肩上がりで増加していき、退職を境に資産を取り崩してエンディングを迎えるというのが、家庭の資産の一般的な傾向です。このことを頭に入れて死亡保障を考えるとよいでしょう。 壮年期、資産はまだ十分に積み上がっていません。…

公的年金の遺族保障

公的年金(基礎年金と厚生年金)にも遺族保障があります。公的年金のありがたいところは、老齢年金だけでなく、障害年金と遺族年金が用意されていることです。公的年金があることによって、私たちは、(民間の保険や貯蓄などを通じて)自助努力で準備する部…

中年期&死亡

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における死亡保障を考えてみましょう。年齢が上がると死亡保障も充実させたいと思いがちですが、じつは、この時期死亡保障はほとんど要りません。 お子さまの年齢が上がっているのであれば、世…

公的保障と私的保障の例

公的保障と私的保障については、具体的なケースを考えるとよりイメージしやすくなります。大腸がんで人工肛門を作った場合を考えてみましょう。 65歳以上で、要介護と認定されれば無条件で介護保険の対象となります。40歳以上64歳以下であれば、回復の見込み…